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通常国会開幕

先月末、通常国会が開幕しました。
通常国会とは小6シリーズ第2回で学習する通り、毎年1月に召集され、新年度の予算について審議する会期150日間の国会のことです。

国会のはじめに、内閣総理大臣による所信表明演説が行われ、続いて各党による代表質問へと移っていきます。安倍晋三首相による所信表明演説では、長引くデフレ不況からの脱却をめざす強い意志が示され、主に日本経済再生について方針が語られました。
デフレとはデフレーションのことです。。デフレになると、物価が下がり続け、それ以上のペースで賃金(給料のこと)も下がり、経済全体がどんどん収縮してしまいます。結果、会社の倒産や失業者の増加などが起こります。日本は10年以上も、このデフレに苦しめられています。
去年までの民主党政権や日本銀行は、このデフレを放置し、ほとんど何の手も打つことはありませんでした。
デフレ退治を宣言した安倍内閣の誕生により、株価は上がり、為替も円安傾向を示して、日本経済は久々に明るい希望が見えてきたように感じられます。
ちなみに円安ドル高だと、輸出に有利になります。輸出を伸ばしたい日本の自動車メーカーや家電メーカーにとっては、円安になると大助かりなのです。

さて総理大臣の所信表明演説と言えば、元総理大臣で現財務大臣の麻生太郎氏が、平成20年に総理大臣に就任した際の所信表明演説が本当に素晴らしいものでした。
日本の政治の本質をとらえた美しい演説でした。

その一部を掲載します。


 わたくし麻生太郎、この度、国権の最高機関による指名、かしこくも、御名御璽(ぎょめいぎょじ)をいただき、第92代内閣総理大臣に就任いたしました。
 わたしの前に、58人の総理が列しておいでです。118年になんなんとする、憲政の大河があります。新総理の任命を、憲法上の手続にのっとって続けてきた、統治の伝統があり、日本人の、苦難と幸福、哀しみと喜び、あたかもあざなえる縄の如き、連綿たる集積があるのであります。
 その末端に連なる今この時、わたしは、担わんとする責任の重さに、うたた厳粛たらざるを得ません。


御名御璽をいただき、とは、天皇陛下による任命のことですね。このへんが左翼がかった連中には不評だったわけですが、私は素直に感動しました。
これこそ、日本の統治の歴史。摂政関白も、征夷大将軍も、内閣総理大臣も、天皇という権威の裏付けがあって初めて権力を行使することができる。

また、
118年になんなんとする、憲政の大河
という表現も良かった。
日本人は何も、敗戦後アメリカ占領軍により「民主化」されたわけでなく、百年以上の民主主義の歴史を持っているのです。1868年の五箇条の御誓文、1870年代以降の自由民権運動、1889年のアジア初の近代憲法発布、1890年の国政選挙、帝国議会、そして大正期には本格的政党政治、男子普通選挙まで実施している。

こういったわが国の統治の歴史、民主主義の伝統を踏まえた名演説でした。




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